一般社団法人 大阪医療機器協会協会概要

ごあいさつ

 大阪医療機器協会は1946年(昭和23年)初代会長を白井次郎氏として27社で始まりました。2018年(平成29年)には70周年を迎え、現在は、大阪府内、奈良県内、和歌山県内の医療機器製造・販売・製造販売業その他の企業、162社で構成されています。歴史、会員数、業種の多様性において全国有数の団体で、2016年4月1日には法人化し一般社団法人となりました。

 協会第一の目的は、業界の発展の為、その活動を通して社会と国民の医療福祉に貢献することです。これまでも情報発信と情報共有、会員の親睦を図る活動を続けてまいりました。

 戦後の混乱期に始まり、高度経済成長、バブル崩壊、失われた20年と大きく社会情勢は変わりました。近年だけでも、大きな自然災害、新型コロナウイルス感染症、国際政治による物流網の寸断等、想定外なことが起きました。協会の先人たちはその時々において問題と課題に、会員間で団結しながら立ち向かって来ました。そして、この先も確実に発生するこのような事態にも、協会は立ち向かわなければなりません。

 医療分野に目を向ければ、遺伝子治療、再生医療やデジタル医療と大きく技術も進歩しています。また、気候変動、脱炭素社会、働き方改革を含む多様性、SDGsの実現とAIデジタル革命等、企業が社会から求められる役割は年々増しています。

 このように医療機器業界では、一企業や協会単独では対応が難しい時代となりました。

 そこで、協会は、これまで以上に友好団体、地方団体をはじめ他諸団体、行政、官庁、学術機関とも業界、業種、地域、世代を超えて連携し、次世代と新たなスタートアップを育成して対応する「つなぐ」協会を目指します。

 2025年に大阪・関西万博も開催が予定され、関西経済のみならず日本経済の復活の起爆剤として期待される中、協会として、これからも原点を見失うことなく、持続可能な未来に向かって活動を続け、「健康」「医療」「福祉」の市場に対しての様々な課題解決とニーズに、幅広く連携を拡げながら挑戦して参ります。 今後もますますのご協力とご支援、ご鞭撻を賜りますようお願い申し上げます。

一般社団法人 大阪医療機器協会 会長 千種 康一

一般社団法人 大阪医療機器協会
会長 千種 康一

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